藻類・コケの一般的な発生原因と予防対策

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熱帯魚を飼育していると水草やガラス、流木や石などに必ずといっていいほど、何かしらの藻類・コケが発生してくると思います。

藻類・コケが生えてくるととても汚く、水槽を見て癒されるどころか逆にストレスになってきたりもするので、どうにかして藻類・コケの発生を抑えたいわけです。

藻類・コケにも繁殖しやすい環境というのがあり、水槽内の環境を整えてやる事で、藻類の発生は随分収まってくると思います。

というわけで、一般的なコケの発生原因と予防対策を書いて見ました。


1.水が富栄養化している、汚れている

まずは水槽の水が富栄養化している事です。

富栄養化というのは、簡単に言うと水に栄養がたっぷり溶け込んでいて、コケがその栄養を吸収して繁殖しやすくなっている状態ということです。

エサのやり過ぎや食べ残し、肥料のやり過ぎ、魚の数が多すぎる、水換え不足、底床に汚れが溜まっている、濾過槽内が汚れてろ過能力が下がっている・・・等で水が汚れ、富栄養化してきます。


もっともありがちなのが、水槽サイズに対して飼育している魚の数が多く、エサを与えすぎているというパターンだと思います。

飼育している魚の数が多ければ多い程、排泄物も多くなりその分水の汚れが早くなってくるので、とにかく魚の数は少なめで飼育する事をオススメします。

一般的に魚の数は1リットル=1cmと言われてて、60cm水槽(約56リットル)だと、体長1cmの魚で約56匹、2cmの魚では28匹、3cmの魚なら約18匹程度が限度という計算です。

だだ、これは本当に大まかな目安なので、魚の性質やろ過能力などでも大きく変わってきます。


そして、エサのやり過ぎ。ついつい、エサはやりすぎてしまいがちなんですよね。

エサをやりすぎれば、食べきれずに水槽内に留まったり、魚の排泄物が多くなったりと水が汚れる原因になってしまいますので、エサは常に少なめに与えるようにすると良いです。

基本的に、魚のお腹が膨らんでくるようだとちょっと餌はやりすぎてると思います。

私の場合は、大体15秒程度で食べきれる量のエサを、1日1回与えてます。


それと、肥料のやり過ぎも要注意です。

特に、チッソ・リンを含む肥料で液肥の場合は、入れすぎるとあっという間にコケだらけになってしまう事もあるので要注意です。

あとはこまめな水換えや、時々フィルターの掃除をしてやるといった事で、大体の水の富栄養化は防げると思います。



2.ライトの明かりが強い、照射時間が長い

ライトの光が強すぎたり、直射日光が水槽内に入り込んだりしている場合は、コケの発生を促してしまいます。

光は水草の光合成には欠かせないですが、かといって水草が必要とする以上の強い光は水草も利用できず、コケの発生を促すだけになってしまいます。

直射日光の光は強力すぎるので、直射日光が水槽内に入り込まないようにしておく必要があります。


強すぎる光が良くないのであって、弱い光を長時間点灯していても水草が生長するわけではないので、この辺は気をつけておきましょう。

陽性の光を必要とする水草で、60cm水槽に20W蛍光灯3〜4本、陰性水草で2本程度、そして照射時間は7〜10時間というのが1つの目安のようです。

基本的には、蛍光灯で光が強すぎるという場合は殆ど無いと思います。


メタハラの場合は水面に近づけすぎていると、光が強すぎてしまう場合もあるようなので、適度な距離を保つようにしておきましょう。

コケが出やすい場合は、ライトの照射時間や光の強さを一度チェックしてみるといいかもしれません。



3.水草の健康状態が良くない

健康に成長していない水草は抵抗力が落ちてきて、コケが付着しやすくなります。

水草が健康に生長できない要因には、ライトの明るさが暗い、二酸化炭素が不足している、水質がアルカリ性に傾いている、硬度が高すぎる、栄養素が足りてない・・・など色々とあると思います。

(ペーハーや硬度は水草の種類によっても変わってきますが、一般的には弱酸性で硬度の低い環境を好む水草が多いです。)


水質の問題はソイル系の底床を使うと、自動的に水質を弱酸性に傾けてくれる物が多く、結構簡単に解決できるかもしれないです。

ライトが暗かったり、二酸化炭素を添加していないであれば、ぜひこの辺の設備を見直されてみるといいと思います。

水草は光と二酸化炭素、水を利用して光合成を行いエネルギーを作り出しますが、光や二酸化炭素が少ないと光合成が上手くできず、十分に成長できないからです。

基本的に、水草水槽には二酸化炭素を添加してやることをオススメします。

陰性のあまり二酸化炭素を必要としない水草でも、やっぱり二酸化炭素を添加してやった方がよりイキイキと、健康に育ってくれるんですよね。

二酸化炭素を添加すると水質が弱酸性に傾き、多くの水草に適する水質に合致するというのもメリットの1つです。


水草が健康・大量に繁茂している水槽では、水草が養分を吸収してしまう為、コケも殆ど発生しなくなってくるので、水草が健康に繁茂しているというのは1つのポイントかもしれません。

ただ、水草が健康に育っていても、古くなって抵抗力がなくなってきた葉にはコケがつきやすいです。


それと、水温が高くなりすぎても水草が健康に育たないので、特に夏場の水温管理には気をつけておきたいところです。

水温を低下させるには、写真のような水槽用クーラーが一番確実ですが、冷却ファンなどでも2〜4度程度は冷えてくれるようなので、小形水槽には冷却ファンが良いと思います。

私は以前、写真のニッソーの水槽用クーラーを30cmキューブ水槽で使っていたのですが、さすがに30cmキューブ水槽にクーラーはオーバースペックだったようです。(^^;

光と二酸化炭素、肥料を適切に与え、水温などを適切に管理して水草が健康にっていれば、コケもなかなか寄り付きにくくなります。





私は、熱帯魚飼育を再開するにあたって、楽天に出店されているチャーム(charm) さんで、色々と生体・水草や熱帯魚器具を揃えました。
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